2011.3.11 14:46 東日本大震災発生;「私たちはかつて体験したことのない災害に遭遇しました」
M9という国内観測史上最大の大地震に伴い、大津波を発生させ、壊滅的な被害を受けました。
震災による死者行方不明者数は、19,000人にものぼります。
東京電力福島第一原子力発電所は様々なトラブルを抱え、結果、大量の放射性物質を放出しました。
福島県民は避難生活を余儀なくされ、今も(2014年9月現在)5万人近い方が県外避難をしています。
放射性物質と共に、大きな代償をばら撒き、私たちに様々な選択という大きな課題を与えました。
人間と共に暮らしてきた動物たちにも、過酷な犠牲を強いることとなりました。
かつて警戒区域と人間が描いた20キロ圏内の丸の中では、今もなお動物たちが待っています。
3年半以上もの日々が無情にも過ぎ去り、飼い主を待っていた動物たちの多くは変わり果てた姿となり、
放され自由に動くことのできた動物たちも、飢えや病気と孤独に戦い、懸命に生きてきました。
圏内で生まれた動物たちは、人間を知らずに育ち、自分自身の運命さえも分からぬまま生きています。
保護された動物でさえ、そのほとんどは離れ離れになり元の飼い主の愛情を失ってしまいました。
今改めて、人間と動物の関係を見直すことを通じて、動物たちと共に暮らすための、再生を始めます。
すべての動物たちに光と再生を・・これがLYSTAのテーマです。
LYSTA スズキリエ
MAIL:lystoanimals2011@gmail.com
・不要になった犬猫の引取りは行っておりません
・毎日限られた人数で作業しているため
恐れ入りますが目的のない施設見学や
突然の来訪はお断りさせていただいております
この秋の奇跡・・・届いた皆様の願い
2014年10月吉日
東日本大震災から3年7ヶ月もの日々が過ぎました。
小高区でLYSTAが保護してから、2年・・
あまりにも長い日々が経過したある日
北斗くん(LYSTA愛くん)の飼い主さんが判明!
無事に面会を果たすことができました。
あの日、たくさんの大切な何かを失った中で、飼い主さんが忘れられなかった愛情と、
LYSTAとそれを支えてくれた方たちが、諦めきれなかった気持ちと、
そして何よりも、北斗くん自身が、失わなかった生きる力と、固い絆という運命を・・
あの日止まった時を、今こそリスタートします!