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活動報告-FILE8-<2012年6月〜>

福島第一原子力発電所20Km圏内での活動について

2012年6月2日「圏内活動報告*悲しい画像あり」





今回同行してくださった、S様、D様、
ありがとうございました。

また、ご支援者の皆様、ありがとうございます。
前回に引き続き目撃した白い犬の目が、忘れられません。
恐らく以前にも何度か目撃している犬だと思いますが、
とても、とても、悲しい目をしています。
どんな気持ちでさまよっているのでしょう。
以前よりは距離が縮まったように感じますが、おまわりさんの目につく場所で、
寝転び捕獲作戦なんかもできる場所でありません。

そして目撃する地域は毎回違います。
くやしい。
くやしいです。

牛さんも、私はあっちもこっちもできる余裕はないので、
家畜救済には何もできないので言える立場じゃないのかもしれませんが、
一年三ヶ月も経った今、どうして国道沿いで事故死しなければいけないんでしょう。
圏内にとりのこされている動物たちは、日本政府にみすてられたのでしょうか。
この、さまよっている動物たちの飼い主さんが、もし、この生き残っている写真を見たなら
一緒に保護に向かってくださいますか?
福島県民は、近くでこんな状態になっていてもいいのですか?

警戒区域内の各町長様
もし町長様のお宅のまえで、今行き倒れようとしている動物たちがいるとするなら、
それでいいのですか?
私は嫌です。
こんな近くに住んでいて、まだとりのこされている動物たちがいて、それを見捨て、何もしないなんて。

一年三ヶ月
夏の暑さ、冬の寒さ、飢えを堪え、生き抜き、
悲しい目をした、ボロボロになった動物たちがまだいるのです。
彼等は、ここまで生き抜いてきたのに、日本政府からしたら、助けちゃいけない命なのですか?

おまわりさんの目を気にせず、堂々と活動したい。
おまわりさんの目を気にしての活動は、タイムロス、保護の妨げです。
堂々と活動できる許可がほしい。

犬のために30万もかけてスーパーハウスを買うなんて、とか
犬のために10万もする捕獲檻を買うなんて、とか
言うヒトもいて、
たしかに高額なもので、もしかしたら自分は狂ってるのかも、とか頭をよぎることもありますが、
お金にかえられない。
助けたいです。

検問脱出後、帰りの車中
畜生!畜生!畜生!すべてに畜生だ!と
女子らしからぬ言葉が吐きでてきます。
身体の真ん中あたりから込み上げてくる言葉です。

高性能な捕獲檻がほしい。
弱っている子もいて、高額なお買い物にこれ以上迷っている時間はない。

一緒に助けたい方!
とくに警戒区域と隣接している福島県いわき市の方!
まだできることがありますから、ご協力ください。

とりのこされている動物たちのために自分にできることをさがしましょう。

2012年6月12日「圏内活動報告」






1日目、捕獲檻設置を手伝ってくださった、桜ママさん、子湖さん、ありがとうございました。
2日目、同行してくださったD様、
3日目、同行してくださったH様、ありがとうございました。

また、ご支援者の皆様、いつもありがとうございます。

1日目、みかけた、中型犬の生後半年くらいの大きさの動物。
一瞬で走り去ったので、なんの動物だか判断も難しいのですが
霜降りの甲斐犬みたいな風貌に見えました。
そこには、最終日まで捕獲器仕掛けましたが、入ったのは、特大サイズのタヌ吉くん、リリース。

この場所では別の犬も目撃されているので、入ってほしい。
次回また仕掛けます。

2日目、猫餌の給餌、
それから、発見した、牛の囲い込み。
生かすための囲い込みではなく、処分のためのものでしょう。
D様としばし茫然自失となり、
そして最後の一つだったドッグフードを与えてしまいました。
ボス的牛が、ほかの牛に食べさせまいと、一人で食べていました。

D様曰わく、その囲い込んでいる紐のようなものに少し触れたとき、電気が走ったような気がした、と。
確認のためもう一度触ることなんては恐ろしくてできませんでしたが、
どうなんだろう。
捕獲器を仕掛けている場所のすぐ側なので、3日目も恐る恐る行ってみましたが、
牛たちはそこにまだいました。
またドッグフードをおきましたら、3日目は、何頭かで分けて食べていました。
この牛たちは、次回もここにいるのだろうか。
同行のH様、囲い込みの紐を切って放してあげたい、と、本気な眼差し。

でも、
できませんでした・・。

同じ町の、この囲い込みからそう遠くない場所にも、牛の囲い込みができていたそうです。
どうして、このような手段しか選べないのでしょう。
某役場には、恐らく震災前に貼った、牛を守ろう的なポスターが貼ってあるのですが、
今の惨状をみると違和感たっぷりのポスターです。

3日目、新兵器の捕獲檻に入ったのは、鳶か鷹か、なんだかよくわかりませんが、
デカい鳥でした。
この地区にはたくさんいるこのデカい鳥。
残念すぎる。

犬の餌場を廻り、トッピング。
犬餌大袋の上に、半生フードと、レトルト、おやつの詰め合わせ。

捕獲器を全部閉めて、今まで犬が目撃されていたポイント幾つかを廻っていると、
同行してくださったH様は、『今犬の声聞こえなかった?』と、
私もたまにありますが、求めすぎての幻聴、だと思う。

圏内にいると、置物が犬や猫に見えたり、風の音が犬の声に聞こえたり、よくあります。

最後、検問から恐らく約4km地点の六号国道、
黒&白コンビの黒が。
黒さん、今日はこんな車通りの多い場所にいらっしゃったのですね・・。
みかける場所が毎回違う黒白コンビ。

目撃するたび、ここにいて、次回来るまで移動しないでいてって思うけど、
今回いた場所は、トラックや作業車が猛スピードで高速バリに走る国道、
交通事故が心配なので、べつの場所に移動していてほしい。
そして、次回は、活動1日目に姿をみせてほしい。
そしたらその場所に新兵器の捕獲檻仕掛けてみるのに。

ご支援者様、ありがとうございました。
保護できず、申し訳ないです。
また次回!

D様、H様、
圏内同行と、帰ってからのお散歩、大変助かりました。
ありがとうございました。
同行者様がいないと、犬の捕獲檻を仕掛けるのと回収は無理なので、
今回はチャンスもつくれないかと心配でしたが、
チャンスだけでも作れて良かったです。

捕獲檻設置と回収は、一人では無理です。
今後も、同行可能な方いらしたら、よろしくお願いいたします。

2012年7月2日「圏内活動報告」




D様、お疲れ様でした。
毎度はるばる来ていただき、ありがとうございます。
助成金でもおりれば、ボランティアさんの交通費のせめて一部くらいはリスタで負担したいところですが
助成金申請しましたが、だめでした、ごめんなさい。

また、ご支援者の皆様ありがとうございます。
広い圏内で、すべてまわることはできませんが、
給餌で少しでも飢えをしのいでくれていればと思います。

今回は2日間、
ほんとは3日間行きたかったですが、初日こうたくんがひどく血便で、圏内に行くのはやめたのでした。

1日目
えらい暑かったです。
犬もにゃんこも姿ひとつ見えずでした。
姿をみせてくれたのは、ひさしぶり豚さん2頭。
住宅街に豚さん・・
ここ日本です。

牛レスキューで奮闘されている方から連絡いただき、犬を目撃されたところに行きましたが、
待ってくれていたのは、目印のリボンとぬいぐるみ。
情報共有を、とのことで連絡をいただき、ありがとうございます。
みんな、助けたい気持ちは一緒、励みにもなります。

2日目
捕獲器入らず・・
でも、まだ生きてくれている犬が絶対にいる。

圏内でお会いし声をかけてしまったレスキューボランティアさんとの会話
突然声かけ失礼いたしました。
『保護される犬は今まで目撃情報がなかった子。』
きっと、一分一秒のタイミングで目撃されない子たち

たぶん車の音を聞いて身を潜める子たちが
まだ絶対にのこってる!

捕獲率がいきなり下がり、心配な点もありますが、まだあきらめません。
クタクタヘロヘロなので、報告はこのへんで。

おやすみなさい。

2012年○月○日

2012年○月○日

2012年○月○日

2012年○月○日

2012年○月○日




LYSTA

LYSTA スズキリエ

MAIL:lystoanimals2011@gmail.com
・不要になった犬猫の引取りは行っておりません
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